タイムマシーンに乗って

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1997年3月5日発売、アルバム「BOLERO」の3曲目くらい。

 

テンポ早く明るいだけじゃない感じで、割と好き。

 

歌詞は

”管理下の小屋で 教科書をひろげ 平均的をこよなく愛し

わずかにあるmoneyで 誰かの猿真似 それが僕たちの世代です”

 

”侵略の罪を 敗戦の傷を あっはっは 嘲笑うように

足並み揃えて 価値観は崩壊してる

おっとっと こりゃまるでタイトロープダンシング”

 

…このあたりが好きです。

このアルバム、なんか戦争について触れる歌詞が多くて(「傘の下の君に告ぐ」とか)

うわっつらしか知らない自分は、なんだかもやっとしました。

これをきっかけにちゃんと勉強はしませんでした。

過去と未来と交信する男

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2012年11月28日発売のアルバム[(an imitation) blood orange]の後半の曲。

このアルバムの中で一番聴く。そしてライブで聴いて号泣。

 

”とても愛してくれた その人に心当たりがあるんではないですか?思い出せる?

そして今もあなたを 優しく導いている

耳を澄ませば あなたにも聞こえるはずです”

 

”安らいだ未来が見えます 暖かなひだまりの中にあるベンチにあなたは座っている

だから心配はいらない 慌てずに行きなさい あなたが今歩くこの道を

とても愛してくれる 誰かがあなたを待ってる”

 

この部分でもう涙が止まらなくなって、自分でもびびりました。

ちょうど職場が変わってストレス大きくて「もうだめだ」ってなってた時でした。

自分の辛さで目いっぱいだけど、そうか私によくしてくれている人がいるなって視野の狭い自分が申し訳なくなって

今がとても辛いけど、放り出す前に立ち止まって後ずさりしながらでも、自分のペースでまだ続けてみよう。

そんな風に思いました。ちょろいですね。

 

ところで桜井さんの ら抜き言葉と、「あるんでは」等の歌詞がとても嫌いです。

もやもやします。でも聴いてしまう。

 

あと忘れられないのが、このアルバムのツアーで講演中に写真とってる人がいて、許せなくて注意したら帰り道絡まれたことです。

あんただけが出禁になるならいいけど、講演中止とかになったらどう責任とってくれるの?って思うんですけど…。黙って見ているのが大人らしいです。腹が立つ。

マシンガンをぶっ放せ

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のちにシングルカットもされた曲。出だしがちょっと全曲の「臨時ニュース」とかぶるので、アルバムしか出てないときはセットで聴くことが多かった。

最後も次の曲とかぶるので、このアルバムは本当に通して聴くことが多かった。

 

テンポ早くて暗いので、このアルバムの中で一番好きかもしれない。

 

これもタグの通りで、ヘッドホンジャック半挿しを覚えたのがこの曲。なんかの拍子にたまたま半挿しになって、そしたらバックに流れる楽器(たぶんギターと弦楽器)の音が前面に出て、それがまた良くてはまった。サビのバックの弦楽器が特に好き。

 

歌詞の途中で「偽らざる人がいるはずないじゃん」という部分があるのですが、私はこういう言い回しの理解がとても苦手でとても遅いです。

嘘をつかざるを得ない人、が、いる、わけがない…みたいな。

ありふれた Love Story 〜男女問題はいつも面倒だ〜

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この曲はなぜかピアノでよく弾いていて(出だしの”変わらぬ”の音の動きが好きだったような気がする)、そのせいもあってかベースの音が耳で拾いやすくて、音の動きも好き。

歌詞については特に思うところないです。

…というのは嘘かなあ、と今書いてて思った。

両親の不仲をずっと見て来ていたので、「まあそうですよね」って感じだったかなあ。あと、ハッピーエンドでない曲なのに明るいのはちょっと意外だったかもしれない。

シーラカンス

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タグの通りで、最初のひとまとまりが終わった後のギターと、ゆっくり重めで湿度あるドラムがかっこいい。叩いてるJEN(ドラマー)の姿がすぐ思い浮かぶ。

次のひとまとまりが終わったあとの、周りを囲むようにして(左から右へ音の重きが動く)響くギターもかっこいい。

深海を出した時のツアーを最後に一度休止期間に入るのですが、

なんか苦しんでいるような、投げやりになっているような、自分のしていることに意味を求めているけれど評価ばかりがものすごいことになって自分の中で噛み合ってないような、なんだか「ああああ」ってなっている雰囲気の歌詞。のように感じます。

Dive

1996年6月24日発売、アルバム「深海」の1曲目。

波打ち際の音、何かが飛び込む音、水の中と思われる音。

に、たぶん弦楽器とか打ち込みとかの音が混ざっていく。

そして次の曲「シーラカンス」につながります。

 

アルバム買ってすぐの時はそんなに聴かなかったけれど、

働き始めてから時々ものすごく聴きたくなるようになりました。

 次のシーラカンスとセットで聴く。

 

このアルバム自体、曲の切れ目がないように作られているので

割と通して聴きやすいかもしれない。

後できっとかくけれど、「臨時ニュース」から「マシンガンをぶっ放せ」の流れもよく聴きました。今は思い入れがだいぶ薄れているので、途中からでもぶちぶち聴きます。

フラジャイル

シーソーゲームのカップリング曲。

フラジャイル - Mr.Children - 歌詞&動画視聴 : 歌ネット動画プラス

シーソーゲームがおなか一杯になった後に初めて聴いて(なんか一気に両方聴くのはもったいなく思っていた)、暗い雰囲気がしっくりきた。ライブの音源が録音されているのだけれど、最後の女性ファンの黄色い悲鳴は入れないで欲しかった。でも”ミスチルバブル期”を表象する感じなのでしょうか。意図的なのでしょうか。

 

実はじっくり聴くと歌詞としてはしっくりこなくて、心の底から言えるのは「いつかはあんたも俺らも灰になっちゃうんだよ 矛盾も理不尽もまとめて さあ受け止めろ」ぐらい。「「ねえ愛ってなんなの?」って彼女が聞いて ~ 似た者同士で一度寝ましょうか」あたりは理解不能だし気持ち悪っ!!ってなってた。

 

のちに出るLove is Blindnessに雰囲気が似ている気がします。曲としてはLove is~の方がだいぶ好きです。

 

ところでカセットの両面に1曲だけどずっと録音する(した上、そのカセットをずっとリピートする)という聴き方はメジャーではなかったようで、友達にも親にも驚かれたのを覚えています。私は好きな曲だけをずっと・飽きるまで・満足するまで聴きたいタイプなので、今でも1曲リピートは重宝してます。